LFPパートナーの皆様
こんにちは!静岡LFP事務局です。
8月8日、静岡LFP(ローカルフードプロジェクト)の第2回研修会を開催いたしました。今回の研修会は、静岡LFPのこれまでの取り組みを振り返りつつ、新たなビジネスアイデアを具体的に考える意見交換が行われました。
第一回研修会の振り返り・ビジネスのたまご選定
第一回目の研修会では、オンライン形式での意見交換が行われ、参加者の皆様から多くの貴重な意見が集まりました。意見交換会で出たアイデアは6つのテーマを再度整理し、重要度、実現性、新規性の観点からさらに精査し、具体化していく「ビジネスのたまご」を3つに絞り込んでいきました。
ビジネスアイデアの作成
選定された3つのアイデアに対し、それぞれグループごとに課題や活用資源、ビジネスモデルについて意見交換を重ね、アイデアを具体化させていきました。
グループA(テーマ1): 「未利用資源の収益化」
農産物の残差や未利用資源を活用し、外国人経営の飲食店をターゲットに新たなビジネス展開を模索。特に、野菜をスパイスとして加工し販売するアイデアが提案されました。
グループB(テーマ3): 「静岡おでんを活用した地域連携」
静岡おでんの伝統を活かし、放置竹林の解消や地域資源の活用を目的とした新しいビジネスモデルを構築する方向で検討が進みました。地域課題を解決しながら、静岡ならではの食文化としての価値向上を目指します。
グループC(テーマ4): 「静岡のブランド力向上」
静岡の多様な地域資源を活用し、特定の地域(今回は「焼津」)に焦点を当てたブランド戦略を展開していくアイデアが出ました。特に「焼津のカツオ」を中心に、観光や教育との連携を図ることで地域全体のブランド力を高める計画が議論されました。
次回の動き
次回、第一回の戦略会議では、今回のビジネスアイデアの実現可能性について、さらに深掘りし、具体的なビジネスモデルの構築に向けた作業を行い、補助事業に進めていくアイデアを検討していきます。
今回の議論で、各グループの皆さまには、ビジネスの実現に向けて必要となるパートナーを連れてきていただけますと幸いです。
今後もLFPパートナーの皆様との連携を強化し、地域課題解決とビジネス成功を両立させるための活動を進めてまいります。
(執筆:事務局鈴木)